「社会起業という言葉が好きではない」という記事に因んで。 (続きを読む…)
1月 10, 2009
12月 29, 2008
9月 10, 2008
『キャズム』の理論的欠陥
『キャズム』を久しぶりに読んだ。『キャズム』を好きな人は多いので、申し訳ないが、キャズム理論には理論体系としての欠陥がある。この記事ではそのことを指摘する。なお本記事の読者としては『イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)
』および『イノベーションへの解 収益ある成長に向けて (Harvard business school press)
』を理解している人を対象とする。
9月 7, 2008
8月 16, 2008
Showbiz: 映画ビジネス
「映画ビジネスデータブック 2008 (キネ旬ムック)」がおもしろい。巻末データ集を見ると映画業界の閉塞感がよくわかる。総興行収入は一段落しているが下がってはいない。問題は鑑賞人口が30年来横ばいであること。見方を変えれば30年間で客単価を30%アップしたともいえるのだが。主要各社トップのインタビュー掲載などもあり面白い。
7月 19, 2008
Only the Paranoid Survive: インテル戦略転換
5月 10, 2008
In the beginning was the Philosophy
はじめに理念ありき。
独立企業は起業家の「情熱」によって創業される。
創業期の企業における最重要資源である。
起業家の「情熱」を社員に伝えるべく変換したものが「理念」である。
まず事業が回り始め「食うには困らない」ようになった企業が、
次に超えるべき壁は「理念の浸透ができるかどうか」である。
つまり、起業はマーケティングに始まり、マネジメントにつながる。
Create to Develop / Random to Sure
「無から生み出すこと」と「大きく育てる」ことは違う。フェーズが違う。それゆえ求められる能力が違う。よく「ゼロを1にする人材」と「1を10にする人材」とも言われる。
「数々の苦労をしてまいりました」――小林社長は著作権に関連する問題で、努力を続けてきたと語る。昨年3月には主要ゲームメーカーに対し、ゲームのプレイ動画が投稿されていることについて説明。「これはけしからんという会社は1社もなかった」
レコード会社や日本音楽著作権協会(JASRAC)とは昨年6月ごろから協議の打診を始め「何回か門前払いを受けたが、9月ぐらいからお話できるようになった」という。「どの団体や権利者にも『やめろ』とは言われなかった。こういったサービスは、もうちょっと前なら訴訟の嵐で沈没していたかもしれないが、時代にマッチしてきたのかもしれない」
本当に語りつくせぬ苦労があったのだと思う。一冊の本になるほどの。
「ニコニコ動画」が生まれてから、ここまでに要した時間を考えると、驚くべきというほか無い。
「バトンタッチ」がうまくいったのだろう。
Create / Randomness
- 初期のアイデアを生み出した人。
- アイデアを検証するためのプロトタイプを作った人。
- どうやれば流行るかを指南した人。
彼らは立ち上げ(シード)段階で素晴らしい仕事をしたようだ。
その仕事は素晴らしいが、しかし、結果としての成功は、
実力よりも運や「まぐれ」によるところが大きい。
(「結果」によって「過程」の良し悪しを評価してはならない)
※この意味は→analog | Integrity / Ethics / Aesthetics
Develop / Sure Thing
大企業(ヤフーは1ミリも「ベンチャー」ではなく「大企業」だ)との提携は運や「まぐれ」よりも「積み重ね」だろう。
アイデアを形にしたチームから、ビジネスを育てるチームへ。この「バトンタッチ」は、運や「まぐれ」ではなく、経営者の「意思」によるもの。再現性のある「確実」なものだ。
統計的に、すなわち妥当性の科学的な判断から言って、
「ニコニコ動画」のヒットは運や「まぐれ」によるかもしれないが、
経営力には信頼が置けると言っても差し支えないだろう。控えめに言って。
5月 4, 2008
Ugly Crawler
共感した。感動した。
それが生活と呼ばれるものなのかもしれないなと思う。ちょっと泣き言めくけれど、ここ数日、いろいろきつかった。ああ、わかりやすい関係の絶対性やなあ、なんて思った。そんな状態のときに、時間を見つけて、連休明けのプレのために企画作業。そんなもんね、善なるものの呪縛がなけりゃ、やる気にならんて。広告は人の生活を幸せにするためにあると思わないと、やってられんて。偽善なのかもしれない、とは思うけど、まあ、うるさいアホ、偽善で悪いか、という感じでがんばろうかな、と。そんな感じ。
私は起業したけど、同じく「そう思わんとやってられん」ので。
金儲けなんて動機では続けられない。どう考えても割りにあわない。なんでこんな大変なんだ。
キレイなもんじゃない。みにくくても、かっこわるくても、なりふり構わず、前へ進むしかない。
なんのためにやってんのか。バカらしくなる。大義名分がなきゃ、やってられん。
自分のやってることが、どこか「きれいごと」であってほしい。そう信じることが足を前へ運ばせる。
結局は「人」に褒めてもらうため。「彼は世のため人のために生きた人でした」という弔辞を読んでもらいたい。自分の人生を、人から肯定してもらいたい。
しかし、それだけの成果を出す前に死ぬかもしれない。その恐れを忘れて生きている毎日。いかん。思い出せ。明日は人生最後の日かもしれない。あと何年生きられるかなんて期待するな。
そんなことを思い出させてくれた名文。
3月 22, 2008
維持可能な企業の構成要素
セコイア・キャピタルによる非常によいリスト。しかし、「大きな市場を狙え」には要注意。
大きな市場
急成長や変化が見込まれる既存の市場をターゲットにせよ。潜在的に$1B(10億ドル)の規模がある市場ならエラーをしても取り返せるし、成長の余地が大きい。via: TechCrunch Japanese アーカイブ » Sequoia Capitalが説くスタートアップへの福音
シリコンバレーのハイテクベンチャーならば、それでいいと思う。
しかし、日本で起業するなら、市場は小さい方が良い。小さな池の中で、もっとも大きな鯉になるべき。
『小さな池の大きな鯉』モデルもあります。あえて、大企業が参入したくなるような大きな市場を狙わず、特殊な小さな分野に資源を集中して、高いシェアをとってしまう方法です。靴下だけで、圧倒的な品揃えをつくって成功した会社もあります。この方法で成功している部品メーカーさんや専門小売店は案外たくさんあります。