Archive for the ‘literacy’ Category
Tuesday, August 5th, 2008
『ブラックジャックによろしく』の精神科編は、医療の現場よりもメディアの現場が描かれているように思う。
ニュースは「起こる」のではなく「作られる」
ニュースが「何を伝えたか」と同時に「何を伝えないか」
このようなことを読者は考えさせられるのではないか。これはメディア・リテラシーの芽生えだ。
優れた漫画だ。面白く読むことができる。そのとき教師が少し後押しすれば、生徒をメディア・リテラシー教育に引き込むことができるのではないかと思った。(教師ではないので、本当のところは分からない)
ただ、その際には、この漫画の作者の意図も裏読みすべき。この作品は、なぜこのように描かれたのか。それを考えなければ、一方を悪者にして、もう一方を鵜呑みにしただけだ。
メディア・リテラシーとは鵜呑みしないよう気をつけることだ。
生徒達は、メディア教育から、一般のテレビ番組を批判的に見ることを学んでも、メディアを批判した番組は、なぜか鵜呑みにしてしまいがち。批判番組も批判的に見る必要がある
via: analog | Media Literacy: 懐疑
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Wednesday, July 30th, 2008
インドでの自社の成功しているマーケティング活動の模様が取材され、自国ではなく日本で放送されたときに、日本のマーケット、日本の消費者に、どのような心理的影響を与えるのか? この点に関して、インドのユニリーバ現地法人の広報担当者は、あまり考えていなかったのではないか、と推察します。
via: NHKスペシャルの衝撃 〜企業広報が「覚悟」すべきディスコミュニケーション:NBonline(日経ビジネス オンライン)
PRの専門家でありながらリスクマネジメントが甘かった。PRにおいて発信した情報や活動への批判を避けるのは大前提だ。そのうえに良好なイメージを形成し、有益な情報を提供するという機能がある。こういう「事故」があってはならないのだ。
via: analog | The Whiteband Project: Revisited
広報を含む概念がPR(public relations)だ。お客様、仕入先、株主、従業員、地域社会などすべてを含む「社会」と良い関係を築いていく活動。上記のNHK報道はユニリーバ社と日本の消費者との関係を傷つけただろう。
では、番組をつくったNHKは「フェアではなかった」のでしょうか?
私はそうは思いません。番組はインドの成長する市場をレポートするものであり、その結果が及ぼす取材先企業の日本のマーケットにおける好感度にまで配慮するのは、テレビ局の責任を超えていると思います。
via: NHKスペシャルの衝撃 〜企業広報が「覚悟」すべきディスコミュニケーション:NBonline(日経ビジネス オンライン)
そして、少々乱暴な言い方になるかもしれませんが、どんな会社であれ、突っ込まれれば答えに窮する、批判される隙は持っていないわけがない。
無謬、無傷、瑕疵のない組織や商売など存在しません。だとしたら、誤解されたときにそれにどう対処するのかが大切です。
via: NHKスペシャルの衝撃 〜企業広報が「覚悟」すべきディスコミュニケーション:NBonline(日経ビジネス オンライン)
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Wednesday, July 30th, 2008
テレビ朝日、スーパーJチャンネルで仕込みやらせ
この演出が仕込みやらせだったみたいです。
一般人にみせかけて、実はグラビアアイドル。
少しでも映像を綺麗にみせたかったので、グラビアを使ったと思うんですが。
ニュースってこうやって作るんですね・・・。
ぃゃぁ 朝は大変だった!落ち着け 餅つけぇー!
葉里さんテンパリ中の為‥
しばらくの間 イメージ映像をお楽しみくだぱい!
動かないけどwww
(偶然Jチャンネルを観た方が見つけてくれたらしく撮ってくれたのを更に見た方がこのブログのコメント覧に書いてくりてまおちーに教えてくりた@∀@しゅごい そんなことってあるんだにぃ)
via: 葉里真央のハリマオ:これ いただきまぁ〜す(^O^) ! - livedoor Blog(ブログ)
このくらい日常茶飯事だろう。鬼の首取ったかのように騒ぐほどのことでもない。
distinguish fact from fiction真実と虚構を区別する
via: Yahoo!辞書 - fact
アルク語源辞典を見てみると、fact(事実)とfiction(作り事)の語源は同じで、ラテン語のfacere(= to make)に由来するそうです。
事実と作り事も、作られたものという意味では同じなのですね。
via: fictionとfactの語源 - 「は」と「が」で解くセンター国語〜解答編〜
ニュース番組は、結局は作っている側の主観がニュースとして報道されるだけです。だから僕はニュースは見ません
via: analog | Media Literacy: 懐疑
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Sunday, July 27th, 2008
メディア・リテラシー―世界の現場から (岩波新書) 菅谷 明子 (著)
「ニュース番組は、結局は作っている側の主観がニュースとして報道されるだけです。だから僕はニュースは見ません」 pp.102
女子生徒が力強くこう言った言葉が印象に残る。
「どんな時でも、メディアを懐疑的に見ることが大事だと思います。自分がその出来事を直接見たり経験しない限り、メディアの情報は全てが二次的なものだから」 pp.107
メディア・リテラシー教育により、メディアを批判的に見る目を持つようになる。
「メディア・リテラシーの多くが、メディア学の知識が不十分な国語教師によって教えられているため、メディアの幅広い要素が無視されて、メディアが良いか悪いかといった単純な図式で捉えられているのではないか。広告ひとつとってもマイナス面にばかり注目し、メディアとしての芸術性を無視し、消費文化に否定的な教師の価値観を押しつける可能性もあるかもしれない」 pp.111-112
また、先生には絶対に言わないことを条件にインタビューに答えてくれたオンタリオ州のある生徒は、「先生は、自分の考えがベストだと思っています。私は必ずしも彼の考え方には同意しませんし、押しつけがましいと思うこともあります。でも、成績のことを考えると、その先生が喜ぶようなことを授業で言ったり、試験でもそう回答したりしてしまうのです」。この生徒が言っているのは、カナダでもよく知られた教師で、日ごろから子供の主体性を大切にした教授法が大切だと訴えている人物である。 pp.112
メディア・リテラシー教育そのものについて、教師による偏向がどこにあるかを見抜く。メディア・リテラシーが育った生徒は、そのような目を持つだろう。ならば上記の例は最高の反面教師だ。
そもそもメディア・リテラシーを教えることは可能なのだろうか。生徒をメディア・リテラシーの入り口まで連れて行くことはできる。その先へは本人が歩みだすしかない。メディア・リテラシー教育そのものへの懐疑を身につけることが「卒業試験」だ。
メディア教育を理解していて、しかも制作者の立場でもあるアッシュトンは、メディアを考えていく上で示唆に富む話をいしてくれた。
「生徒達は、メディア教育から、一般のテレビ番組を批判的に見ることを学んでも、メディアを批判した番組は、なぜか鵜呑みにしてしまいがち。批判番組も批判的に見る必要がある」 pp.59
似たような話。疑似科学、宗教、政治的イデオロギーに騙されやすい人がいる。権威を否定する言説に騙されて、その発言者を信じてしまう。結局、何らかの権威に頼って思考することしかできない。時の権威にほいほい移り気で乗り換える権威礼賛者。
進歩的文化人 - Wikipedia
保守勢力からは旧ソ連・中国・北朝鮮など社会主義国に対して礼賛的でありそれらの国々の垂れ流すプロパガンダを一方的に報道したのではないかという批判や、かつては右翼的な発言を繰り返してきながら、それへの反省もなしに時流に乗っている人々が少なからずいるといった批判がある。
analog | Argument: ダメな議論
analog | Research Literacy: 「社会調査」のウソ
「考える」とは、他人の頭が考えた結果を鵜呑みにして、それを自分の考えのごとく垂れ流すことではないよ。
自分の頭で考えること。
それは、自分以外の他人の意見ではなく、自分一人で世界と向き合い、考えることだよ。
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Monday, July 21st, 2008
「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)
この本は、著者が関西人であるという前提をふまえて読むべし。圧巻は最後にある「リーサチ・リテラシー」テスト問題。この【問3】「女性が長生きするのは当然」についての解説。ぜひ読んでいただきたい。
言いたい放題だが、研究者として筋を通している。序章より引用。
「ゴミ」は「ゴミ」を呼ぶ
この本は少々過激な内容である。多くの社会調査が実名で批判されており、その数は五十以上にのぼる。ちなみに実名で批判した人々には、反論があればお答えすることを約束する。そして筆者に非があれば謝罪する。ただし反論は文章でお願いしたい。また一般のマスメディアに反論を載せるときは、反反論のスペースを(少なくとも反論スペースの半分以上)お願いしておきたい。
もう一度お断りしておくが、過激な内容につき、ずさんな調査(すなわち「ゴミ」)をまき散らしている人々のうち、血圧の高い人は読まないほうが無難である。 pp.7
著者は日本の大学、学会を公然と批判している。それでいて学長をしている。じつに天邪鬼。
谷岡 一郎(たにおか いちろう 1956年8月 - )は、学校法人谷岡学園理事長である。大阪商業大学学長・総合経営学部教授。社会学博士。大阪府出身。
谷岡一郎 - Wikipedia
あわせて読みたい→analog | Argument: ダメな議論
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