日本では新自由主義といった名前で批判の対象になることが多い自由主義だが、本当に分かって批判しているのだろうか?
あなたは、自覚していないかもしれないが、自由の恩恵を受けている。
世界には、まったく「自由」に価値を置いていない人がいる。北朝鮮やアフリカ諸国の指導者のような人達だ。彼らを自由主義者が説き伏せることはできないだろう。その悪政に苦しめられる大衆にとって「自由」は無い。
「北朝鮮やジンバブエやカメルーンに生まれたいか?」と自問して欲しい。どうだろうか?
あなたは、すでに自由主義者なのだ。
いまの社会の問題は、自由主義の行き過ぎにあるのではない。その不徹底にあるのだ。
『自由論』『隷属への道』『資本主義と自由』をぜひ読んで欲しい。
※関連リンク
* リバタリアニズムと右翼・保守・左翼・リベラルとの違い
* 左翼諸君、私は人類みな平等、世界は一つと考える点で君らの同朋である
* 自由のためのメカニズム
* 価値観を包摂するメタな価値観
* 自由で豊かな移民の国
* あなたも自由主義者だ
* お互いに不干渉/消極的自由論
* 政治、政府、報道、民衆の構図
* 政府と政治の区別はついてる?
* リバタリアニズムを知るためのリンク集(mojix.org)
アートのネクストコモセンス/山口裕美: 第8回 福武總一郎(ふくたけ そういちろう)氏
要するに今の時代、現代の人っていうのは何が目的で何が手段か、わからなくなっているんですね。それが「経済は文化のしもべ」。
本当に日本という国、アメリカもそうかもしれないけども、そこはやっぱり経済が目的化してる。お金儲けが目的化していて、そのお金で何するかを誰も考えてない。もっというと quality of lifeっていうか「上質な生き方」を得るのが一番目的だとすればね、お金を得て何をすべきと考えた時、それは文化というものをもっと大切にしなくてはならんと真剣に思っている。もちろん福祉とか医療とか安全とか安心とか、環境問題などが前提にあってですよ。そういう中で目的を、もう少し考えないとダメなんです、と言っているんです。それを直島のプロジェクトでは医療とか福祉とかね、あるいは環境問題、ゴミの焼却処理場も持ってきたりしながら、そういうものを考慮しながら現代美術を使った街づくりをしている大きな理由なんです。
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analog | 経済的豊かさという衛生要因
人は交換可能消費財が充足するほど交換不可能財が増える。貧しい国の人々は臓器を売っている。「人生お金じゃない」と言えるのは飢えてない人間だ。
人は経済的豊かさによって「お金じゃないもの(交換不可能財)」の範囲が拡大する。貧困国より先進国でアートが発展しているのは偶然ではない。
「人生お金じゃない」と思う人ほど、経済的豊かさをまずは実現すべきであって、ほんとうに「お金じゃない」人生は、お金の先にある。ところが「人生お金じゃない」と言って、まるで「金儲けは悪だ」と言わんばかりに資産家を妬む人がいる。これはあべこべだ。経済に関する無知のせいだ。正しい知識の啓蒙が必要だと考える。
私は「人が経済的に豊かになるにはどうすればいいか」という問題を考えていきたい。市井の経済学者でありたい。
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analog | 道徳と経済
道徳を忘れた経済は犯罪だが、
経済を忘れた道徳は寝言である。
二宮尊徳
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海外記事の翻訳についてコメントした。保全。
hidetox (2 comments.) Says:
2 月 28th, 2009 at 4:19
“Brand affinity is clearly hard wired,” he said. “It is so fundamental to human existence that it’s not going away. It must have a genetic component.”
「人間の「ブランド好き」は脳の配線がそうなってるからだよ」「人間の基本的な性質であって、今後も無くならないだろうね。遺伝的要因があるに違いないよ」
hard-wiredは電子回路基盤にハンダ付けされているイメージですね。エリック・シュミットの出自はエンジニア畑です。
3hidetox (2 comments.) Says:
2 月 28th, 2009 at 4:31
The internet is fast becoming a “cesspool” where false information thrives, Google CEO Eric Schmidt said yesterday. Speaking with an audience of magazine executives visiting the Google campus here as part of their annual industry conference, he said their brands were increasingly important signals that content can be trusted.
“インターネットは、誤った情報がはびこる「汚水溜め」に急速になりつつある。“
“Googleというブランドは、コンテンツが信用できることを示す合図として、ますます重要になった。”
2番目の文は次のように訳す方がよいと思います。
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Googleが毎年開催している業界向けカンファレンスのためにキャンパス(社屋)を訪れた雑誌出版社の経営陣達に対し、GoogleのCEOであるエリック・シュミット氏は「雑誌のブランド力は、コンテンツの信頼性を示すシグナルとしてますます重要になりつつある」と語った。
(「権力の分散、情報の平等」に因んで)
株式のインサイダー取引は、本当に規制すべきか?
情報が素早く価格に織り込まれるメカニズムを妨害しているのではないか?
これは「俺たちの知らない情報で儲ける奴がいるなんてズルい」という感情論に過ぎないのではないか?
その違いは何か。本質は違わない。ただ、目に付きやすいから感情論で反発しているだけではないのか?
インサイダー取引規制の法理を急に知りたくなった。1段階論理の正義ではないだろうか?
インサイダー取引規制を撤廃したら、今より多くの会社役員、従業員が自社株を保有し、内部情報が四半期のIRを待たずに株価に反映され、より株価のボラティリティが下がって市場が安定するのではないか?
サブプライムなども、本当にヤバいと知っている従業員が自社株を取引していれば、一気に崩壊する前にじわじわ値段が下がって、問題の発覚も早くなったかもしれない。
インサイダー取引とは? – [よくわかる経済]All About
なぜ、インサイダー取引が違反なのでしょうか?よく考えてみて下さい。一般の人は、公表される前の情報を知らないわけですが、自分がその情報を当然知らずに、ある上場会社の株式を買ったとします。その翌日、その会社にとって、とても悪いニュースが流れた場合、たいていその株価は下がります。もし、自分が買った頃、その会社の役員や従業員は、とっくに悪いニュースを知っていて、「公表されたら株価が下がるから、今のうちに自社株を売っておこう」と売り注文を出していた、ということを知ったあなたは、どう思いますか?
不公平だと思うでしょう。この不公平は、株式という、本来、公正な取引を前提とした売買を行う場所では、あってはいけない事なのです。一部の人だけが知っている情報を元に、株式の売買を行っていたら、健全な株価とはならなくなってしまいますし、そんな市場は投資家から信頼されなくなります。
内部者取引 – Wikipedia
インサイダー取引が規制される理論的根拠
インサイダー取引が規制される理論的根拠としては、以下のような点が挙げられる。
情報の偏在を利用して取引相手を騙すことと同様であり、取引の相手に対して不公正である(信義則違反、権利濫用)。
英米法においては、当初、売主の情報開示義務を前提として、このような根拠づけがなされた。
会社の内部情報は会社の財産であり、これを内部者が自己の利益に利用することは、会社に対する忠実義務に違反する。
不完全情報を前提とした取引であり、新古典派経済学における完全競争の前提に反し、非効率的な財の配分をもたらす。
なお、米国では、法と経済学論者の一部によって、インサイダー取引の規制は不要であるとの主張も少数ながらなされている。
インサイダー取引による利益獲得の機会は、企業の取締役等にとって効率的な報酬形態である。
また、インサイダー取引を報酬の一部であると捉えれば、会社への忠実義務違反の問題も生じない。
H-Yamaguchi.net: センのインタビューを「裏側」から読んでみる
どうも私たちは、無駄遣いばかりする割に必要なことはできない政府と、小さすぎて何もできない政府との間で選択を迫られてるかたちになってるわけだが、本来の問題はそこではない。
そう思います。私自身はリバタリアンで、原理主義的自由主義者です。しかし、現実的には社会が非連続に変化することは難しい。したがって、実現可能性のある連続的な変化を模索する。そこで考えるべきことは、「現時点からどちらの方へ進むべきか」というベクトルの向きです。最終目的地は人により違う。しかし、どちらかに一歩踏み出すべきかどうかは、最終目的地と関係なく、現時点より右が左かだけで決められる。つまり万人が理想的な社会像を共有していなくても、選挙で示される民意は有権者の多くが望ましいと思う変化につながる。
もちろん、有権者が十分に賢くなければ、望ましい結果に繋がらないかもしれない。
つまり強欲こそ人間が戦うべき敵というわけだ。もちろんこの強欲は人間本来の性質だから、そう簡単に直せるものじゃない。だからこそ人は、市場でも政府でも、力を分散させ、互いに監視させ、皆で競争させるしくみを発達させてきた。ただ、まだ充分じゃないし、ほっとけばすぐに強欲があちこちから顔を出す。個人的には、この領域でカギを握るのは情報の公開だと思うんだが、それまた別途。
鋭い分析です。処方箋についても同意です。情報の格差が、持てる者に権力を与えることがあります。情報の平等は、権力の平等に通じます。
ここまで書いて、ふと思った。
analog | インサイダー取引規制の法理
Ubiquitous Square Bestowal 遍在する四角い贈り物
PCユーザーでなくても、USBポートを借りれば使えるUSBアイテムが増えた。
Aroma USB|AROMATIQUE from TOKYO MIDTOWN

「醜悪な社会だからこそ美しいものを」漫画家・新井英樹が見る現代 : 日刊サイゾー
今の時代は「自分探し」といっても、何もせずに自分の中に埋蔵金みたいなものが眠っていると信じているだけですよ。たとえば、本を読むだけでステップアップできると信じて、面倒なことは何もしなかったり。そんな感じがやたらするんですよ!
ポール・ニューマンが主演した『暴力脱獄』【※1】というメチャクチャ面白い映画があるんですけど、それをネットでけなしている若い子がいたんです。「主人公がどうして反抗するのかがわからない」って。もう大前提が理解されていないんですよ! 何かに反抗することって、つまり自由がテーマの物語じゃないですか。「もう今は自由の意味すらわからなくなってるのか?」と暗澹たる気持ちになりました。どうすれば、それを元に戻すことができるのか。それが今、創作のモチベーションとなっている部分があります。
『キッズ・リターン』【※2】のような物語を、もっと多くの若い世代に観てほしいですね。どれだけ努力しても必ず何かを勝ち得るわけではない、ということを教育として示しておきたい(笑)。
それが僕の原体験ですね。自分が思い描いている理想は実現されないこともある、と。
さきほどの話にも通じますが、『暴力脱獄』を観て反抗の意味がわからないってことは、今の若い人たちは、社会からの抑圧がないと思っているのかもしれない。でもそれは、陰謀論みたいになっちゃいますけど、「抑圧なんてものはない」と思い込まされているだけなんですよ。「現状でいい」という認識は、人間としての基本的な感覚が磨かれていない。
できれば、現状を変えたいと僕も考えています。少しでも「今の社会状況は違うだろ!」と思う人が増えてほしいですよ。大宣伝されているものにみんなが飛びついたとき、いいことが起こったためしがありますか? だから、オバマに熱狂している人たちなんて、気持ち悪くてしょうがない(笑)。