一分間マネジャー

このエントリーを含むはてなブックマーク November 7th, 2008 | posted in book, quote, management |

『1分間マネジャー』K.ブランチャード, S.ジョンソン

P.59-60

 若者は「おやじ」のマネジメントのやり方に対して、いまだに十分のみこめないままに言った。
「教えてください。例えば部下がどんどんやめるとか、定着性が悪いとか」
「そうね。そう言われてみると、人の移動がかなり多いようね」
ゴメスさんは言った。
「ああ、それだ」
 若者は手ごたえがあったと思って言った。
「<一分間マネジャー>のところを離れた人たちは、どうなりましたか」
 若者は知りたがった。
「新しい事務所を委せたわ」
 ゴメスさんはすぐに答えた。
「彼のところで二年も働くと、部下の人たちは『もう上役は要らない』って言い出すのよ。彼は、部下の訓練にかけてはわが社でベスト・ワンね。空席ができて、よいマネジャーが必要になると、いつも彼に電話するの。すると、いつでも、誰かすぐに使える手持ちの駒を持っているというわけ」
 若者はあっけにとられ、ゴメスさんにわざわざ時間を割いてくれたことにお礼を述べた。

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