Error and Failure: 過程と結果
「ミス(過失)」と「失敗」の厳密な区別をしたいものだ。
「ミス」とは過程。同じミスを繰り返さないことで、完璧な仕事に近づく。分野によってはミスをゼロにすることもできる。
「失敗」とは結果。ミスをなくしても、同じ失敗が起こる可能性がある。失敗の要因が人為ミスではなく環境変化によるとしたら、もはやミスではない。不可避だ。(しかし、その環境変化が予測可能だったならば、ミスになるかもしれないが)
ここで、実践者としては一種の諦め、達観が必要でしょう。
やるべきことはすべてやる(=完璧な仕事をする)けれど、しかし結果が失敗に終わるかもしれない(=結果としての失敗)。ただ、それは仕事そのものの良し悪しに、なんら影響をあたえるものではない。結果の失敗があったとしても、「完璧な仕事」のやり方を改める必要はない。
このことを昔の人は「人事を尽くして天命を待つ」と言ったのです。

