Otaku Gardian
あらゆるオタク領域に自警団は存在する。「テリトリー(領域)」を守る心理からだろう。それは「外」からの圧力へ抵抗するだけでなく、ときに「内」への啓蒙・注意・警告となることさえある。
KAT-TUN初心者必読!!
一番印象に残ったのは、多くの心無いファンによって、彼らが悩まされているとゆうこと。この本を読めばKAT-TUNファンとしてどうあるべきか、どのような行動をとるべきか解かると思います。みなさん、ぜひ読んでマナーのよいファンとして、KAT-TUNの成長を見守っていきましょう。
これは攻撃性のない「啓蒙」レベル。(念のため補足。「ジャニオタ(ジャニーズ・オタク)」というオタクがいる。KAT-TUNはジャニーズ所属のアイドル集団。ジャニーズとは男子アイドル専門の芸能事務所)
こういう啓蒙・注意・警告として現れる「オタクの自警行動」は、例えばインターネット普及以前にも存在した。まだ日本の「インターネット」自体がムラ社会だった当時。いかに注意・警告レベルの自警行動を例示しよう。
「ネチケット」と称してやれ「件名を(ry」「添付は(ry」「質問するときは環境を(ry」といった遠慮の無い指摘をするエチケットの無い連中がいた。
そのせいで、とても空気が悪かった。新しく「インターネットをはじめよう」と思う人がまず出てこないような状態。当時はメーリングリストやネットニュースというコミュニティがインターネットそのものだった。「インターネット」自体がムラ社会で、いまよりも濃く「ネットの空気」というものがあったのだ。
だが、そういうので居心地が良い人種というのもいて、彼らは彼らの仲間内の「空気を壊したくない」(つまりテリトリー防衛本能)という心理からそういう自警行動に走ったのだろう。そういう心理メカニズムは分からないでもない。いまとなっては腹も立たないな。その当時たしかに「インターネット」は彼らのものだったからだ。入植者より先住民に権利があるのは道理だ。
ようするにオタクはそういう自警行動に走ることがあるから
- 自分が何かを「守ろう」として、誰かを「攻撃しよう」としているな、と気づいたら、ちょっと立ち止まって考えよう
- 自分がオタクに攻撃されても、こういう心理メカニズムなんだと理解して、自分が悪いとは思わなくていい、傷つかなくていい
という心がけをおすすめしたい。
この、じめっとしたコミュニティ(ムラ社会)の空気、(中の人間の)居心地の良さについては、こちらの記事にも書いた。→analog | Sophisticated Hatena

