Create to Develop / Random to Sure
「無から生み出すこと」と「大きく育てる」ことは違う。フェーズが違う。それゆえ求められる能力が違う。よく「ゼロを1にする人材」と「1を10にする人材」とも言われる。
「数々の苦労をしてまいりました」――小林社長は著作権に関連する問題で、努力を続けてきたと語る。昨年3月には主要ゲームメーカーに対し、ゲームのプレイ動画が投稿されていることについて説明。「これはけしからんという会社は1社もなかった」
レコード会社や日本音楽著作権協会(JASRAC)とは昨年6月ごろから協議の打診を始め「何回か門前払いを受けたが、9月ぐらいからお話できるようになった」という。「どの団体や権利者にも『やめろ』とは言われなかった。こういったサービスは、もうちょっと前なら訴訟の嵐で沈没していたかもしれないが、時代にマッチしてきたのかもしれない」
本当に語りつくせぬ苦労があったのだと思う。一冊の本になるほどの。
「ニコニコ動画」が生まれてから、ここまでに要した時間を考えると、驚くべきというほか無い。
「バトンタッチ」がうまくいったのだろう。
Create / Randomness
- 初期のアイデアを生み出した人。
- アイデアを検証するためのプロトタイプを作った人。
- どうやれば流行るかを指南した人。
彼らは立ち上げ(シード)段階で素晴らしい仕事をしたようだ。
その仕事は素晴らしいが、しかし、結果としての成功は、
実力よりも運や「まぐれ」によるところが大きい。
(「結果」によって「過程」の良し悪しを評価してはならない)
※この意味は→analog | Integrity / Ethics / Aesthetics
Develop / Sure Thing
大企業(ヤフーは1ミリも「ベンチャー」ではなく「大企業」だ)との提携は運や「まぐれ」よりも「積み重ね」だろう。
アイデアを形にしたチームから、ビジネスを育てるチームへ。この「バトンタッチ」は、運や「まぐれ」ではなく、経営者の「意思」によるもの。再現性のある「確実」なものだ。
統計的に、すなわち妥当性の科学的な判断から言って、
「ニコニコ動画」のヒットは運や「まぐれ」によるかもしれないが、
経営力には信頼が置けると言っても差し支えないだろう。控えめに言って。


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