2月 29, 2008
2月 27, 2008
法律文書の構造化
ハイエナログ 日曜の晩だから官僚の俺が独り言を書いてみる
法律の書き方にはルールがある。例えば、ABCを並べるときに、ABCが同種なら「A、B及びC」 AとBが同種、Cが異質なら「A及びB並びにC」と書く。ちなみに、公文書では「たとえば」は×で、「例えば」が○。 こんなことを、ほぼ一日費やして議論するという日々が数ヶ月続く。
読む立場としては論理記号で書いてくれればいいのにと思うわけである。
法律とXML – amnesiac birdhead
isologue – オープンな法体系(SF小説風) by 磯崎哲也事務所
2月 26, 2008
プリンタの利用価値と価格体系
結論部分は(経営論を勉強した人にとっては)ありふれた話。
2年半前に購入したMFC-5840CNという複合機。当時でも2万5千円くらい。異常に安いけど大丈夫か?と思いつつ購入した。
以来、大きな故障もなく2年半。
ついさっきファームウェアをアップグレードした。最新版(Ver.L)は2007年11月29日に提供されている。
で、なんでこんなにサポートしてるんだろう?と思った。
本体価格が安いのとも関係してくるけど、プリンタ事業は「インクで儲けるビジネスモデル」だからだ。
収益という面から見ればプリンタ本体は「インクの入れ物」であって、それ以上ではない。もちろん本体の出来がよいから購入するのだけれど、メーカーの利益はインクのほうから。
だから、「長く使ってもらう」ことは「たくさんインクを使ってもらう」ことにつながる。それゆえ、何年もファームウェアをアップグレードし続ける。その機種のインクが売れている限り。
多分こういう理由だろうなと。
で、こういう例は「ジレットの替え刃」などにも代表されるが、それまでの価格体系を「利用価値の対価」に変更することはマーケティング上のイノベーションになる好例。
うちの業界にもなにかできるかもしれないなあ。
余談:ファームウェア更新ツールも、よくできている。インターネットからファームウェアをダウンロードして、LAN上のプリンタを検索して、アップグレード。一連の操作をすべてウィザードの「続行」ボタンを押すだけで完了してくれる。これは楽チン。
2月 21, 2008
すべての人がキャズムを超えるのではなく?
重箱の隅であって記事の本旨とは違うだろうから「間違ってるかもしれない点についての指摘」ということで。
キャズムの向こう側 – アンカテ(Uncategorizable Blog)
だから、全ての人がキャズムを超えるのではなく、キャズムを超えてむこう側で新しい秩序を構成しその一部となる人と、そういうものと無縁のまま生きる人に分かれるのではないだろうか。
俺の理解では「キャズム」という本に書いてあるキャズム理論とは次のような内容だ。
キャズム とは | マーケティング用語集 | ミツエーリンクス
米のマーケティング・コンサルタントであるジェフリー・ムーア氏が、同名の著書によって、明らかにしたのは、イノベーターとアーリー・アドプターで構成される初期市場と、アーリー・マジョリティやレイト・マジョリティによって構成されるメジャー市場のあいだには、容易には越えがたい「キャズム(深いミゾ)」あるということでした。
つまり、
キャズムを超える、超えない、というときの主語はプロダクトであって、人ではない。
そもそも「キャズム」とは、アーリー・アドプター層と、アーリー・マジョリティ層の境界のことを言っているからだ。
これは観念上の境界であって、目に見える一本の境界線ではないが。
いずれにしても「消費者セグメント」(つまり人、集団)を区切る線を「キャズム」と読んでいるのだから、「キャズムを超える人」というのは、よくわからない。
消費者セグメント間の移動があるとしたら、その構成比が変わる、といった議論をしたのだろうか?
アンカテ氏は「そんなの百も承知じゃ、どこに目ぇつけとんじゃ、ボケ!」って感じかもしれないが、ぱっとみてなんか「キャズム」っていう言葉の使い方に違和感を覚えたので指摘しておく。
2月 16, 2008
Amazon Availability
TechCrunch Japanese アーカイブ » 「Amazon Webサービス」ダウン、スタートアップのサイト多数が巻き添えに
今はこれだけ多くのサイトがアマゾンのS3ストレージサービスに頼っている。その数はますます加速度的に増えており、EC2コンピュート・クラウドでも同じことが起こっている。今回の障害でダウンしたサイト、一部機能がダウンしたサイトはたくさんある。アマゾンと各社がクラウド・コンピューティングの普及を広めたいのなら、平常運転の稼働率を99.999%まで持っていかならなくては。
2年で2時間なら99.9886%であるから「あと少し」に見えるが、
「0.0114%」を「0.0010%」にするというのは11.4分の1(あるいは91.24%の削減)ということで
多大な努力を要する。